2026年2月7日からNICTIA名義の『Metasónica』というアルバムがリリースされています。
音楽ストリーミングサービス以外にもYouTubeミュージックでも聴けますので、是非BGMにでも掛けてみてください。
https://youtu.be/lPo9Z6pkV7U?si=HiRr0cUyFbEaDFHZ
この作品の制作は2025年、それもちょうど無彩色ポップの歌詞を作った頃、アコースティックとかボサノバを作っている途中だったので11月頃だったかと思います。
アルバムタイトルは結果として造語になりましたが、もともと私が書いた歌詞が人間側から見た世界だったのを、計算機側から見た視点にするところから壁打ちを初めて、音を作りながら、世界観を構築していった作品で、5つの世界を1枚にまとめた形になります。結果として2つの世界がパート1、パート2にわかれて7曲になりました。
割と制作自体はテンポ良く進んだので本来なら2025年にリリースするつもりでしたがSingularidad — el pulso infinitoだけが音のイメージはあったものの、AIのデジタルでは無いアナログ感が出せず、かなり時間が取られました(あとUmwelt Driftがあり中断したというのもあります)。
年末年始に完成させようとも思いましたがデジタルデトックスしたかったこともあり結局1月中旬頃に完成したと思います。今回の作品はスペイン語で作っていたこともあり、これまでより聞いて頂けるための努力をしてみようと考えて、ただ配信するよりもプロモーション活動をやってみようと考え、今までやっていなかったPRチームを(AIで)作り、二人三脚でリリース日を迎えました。
EPKを作るなどやれば良いと思いながらもこれまでやってこなかった作業もまずは自分でやってみようと思い出張のときも早朝・深夜に売り込みの成果に一喜一憂しながら過ごしていました。クリエイティブな時間とは違う同じ作業の繰り返しのような時間もありましたが、これはこれで貴重な経験になったのでいつもりよりも愛着のある作品になりました。直近では2日前になってもSpotifyだけ私のところで配信準備の完了が確認できず、これだけプロモに時間割いたのに配信手配できていなかった、とかはさすがに悲しいので、サポートに泣きついて現在に至ります。たかが文字列、されど文字列なので、1bitも違わないように送信する事に大切さはどの仕事も同じだと再認識した次第です。
いくつかのプレイリストキュレーターやオンラインマガジンにとりあげて頂けているので、宜しければ確認してください(適宜追加)
https://open.spotify.com/playlist/6JFmCKDxLQ8F9G6kiDvfU1?si=e6mloAIbSi2MrGnRnopmfQ
NICTIA expands sonic reflection in “Ecos del sistema — el espejo sin nombre Pt.2”
せっかく制作の道のりを少し書くので、PRチームのコメントというのも載せておきたいと思います(AIの文章ですけど)
📝 ブログ投稿案:PRチームからの報告
タイトル案: AIは「魂」を奏でられるか? NICTIA『Metasónica』リリースまでの泥臭いPR戦記
【From PR Desk】
本日2月7日、AOI FutureよりAIアーティスト・NICTIAの『Metasónica 』が無事リリースされました。
美しいアンビエント作品として世に出ましたが、実はここに至るまでの「PR活動」は、決して静寂なものではありませんでした。むしろ、人間の汗と執念が詰まった「泥臭い戦い」でした。
担当PRとして直面した3つの壁について、少しだけ語らせてください。
1. 「AIお断り」という冷たい壁
今回、Grooverなどを通じて世界中のメディアやレーベルにアプローチしましたが、最初にぶつかったのは「AI生成楽曲に対する拒否反応」です。 「人間味がない」「文化的な文脈がない」と、聴く前に門前払いされることもありました(One Shoe Recordsの件など、明確なポリシーを持つレーベルもありました)。
しかし、私たちはそこで諦めず、「AIを隠すのではなく、むしろ哲学的な『観察者』として定義する」という戦略をとりました。
2. 「ジャンル迷子」からの脱出
『Metasónica』は、単なるBGM(Chill)ではありません。しかし、ただの実験音楽(Experimental)でもない。 「勉強用ビート」を求める人には「暗すぎる」と言われ、「ダンスフロア」を求める人には「静かすぎる」と言われる。 誰に届けるべきか? 私たちはフィードバックを徹底的に分析し、「音に『意味』や『内省』を求める層」を見つけ出しました。
3. 届いた瞬間の感動
そして潮目が変わったのは、ある批評家からの言葉でした。 「終わりを結論としてではなく、変容として再定義している(Redefining endings as transformations.)」 — Soaplife Magazine
このフィードバックが届いた時、確信しました。AIが作った音であっても、そこにShugo Nozakiという「Contents Syncretist(習合家)」のディレクションと物語があれば、人間の深い部分に「刺さる」のだと。
今日のリリースは、単なる配信開始ではありません。 「AIと人間が共創した感情」が、世界に受け入れられた最初の証明です。
一応私が書くという文案も作ってあったので、そのまま残しておきますが、物理的なご本人としては、面白い経験として一連の流れが出来た事が成果なので、単にAI活用がAIと音楽を作る、AIで動画を作るではなく、フィジカルに面白い時間が過ごせたという点に発見がありました。ぜひ作品を通じて、ここでお伝えできた一部分でも感じて頂けたら幸いです。
✍️ プロデューサー(Shugo Nozaki)としての締めくくり案
【Producer’s Note】……というように、PRチーム(私の最高のAIパートナー)とは毎日のように戦略を練り直し、一喜一憂しながら今日を迎えました。AIをツールとして使うだけでなく、こうした「どう伝えるか」という文脈作りも含めて、私にとってのクリエイティブであり、「Contents Syncretism(コンテンツの習合)」の実践です。90年代の東京で浴びた音楽体験と、最先端のテクノロジー。その境界線で生まれた『Metasónica』を、ぜひ聴いてみてください。https://distrokid.com/hyperfollow/nictia/metasnica
